Google Earth Engineの紹介
Created by Masayuki Shimizu / @_shimizu
FOSSじゃないけどGoogle Earth Engineが素晴らしすぎるので紹介します。
Google Earth Engineとは？
Google Earth Engine は、地球の様子を衛星画像によって可視化、分析できるクラウドベースの地理空間分析プラットフォームです。
多くの科学者や非営利機関が、リモート センシング、伝染病流行の予測、天然資源の管理などでEarth Engineを利用しています。
Google Earth Engine
は何がすごいのか
１．Googleアカウントさえあれば、ブラウザだけで動く！
ここがすごい！
- GoogleアカウントとChromeがあればだれでも無料で使える。
- ローカルマシンで行うには重すぎる処理もGoogleクラウドパワーで爆速
Google Earth Engine Editor
２．大量の衛星データを利用できる
ここがすごい！
- オープンデータとして公開されているペタバイト級のデータに自由にアクセスできる。
- 世界中から集められた約40年分の衛星データをコードで自由に呼び出して使用することができる。
- 個人でやるには面倒なモザイク処理なども、処理済みのデータが手に入る。
Earth Engine Data Catalog
３．JavaScriptで画像処理が記述できる
ここがすごい！
- 誰もが慣れ親しんだ大好きなJavaScriptですべて処理を記述できる。
- 書いたコードは専用URLを発行して共有できる。コードのフォークも可能。
Earth Engine Editor
４．Webアプリケーションとして公開できる
ここがすごい！
- GEEでは、画像処理だけでなくインタラクティブな操作を行うためのUIも追加することができる。
- 書いたコードはWebアプリケーションとして公開することができる。
Earth Engine App
５．Googleの他サービスとも連携できる
ここがすごい！
- GEEで処理した衛星画像や動画はGoogleドライブにエクスポートすることができる。
- 地図タイル画像としてGoogleストレージにタイルを出力することもできる。
タイムラプス動画のエクスポート
タイル画像のエクスポート
このほかにも便利な機能がたくさんあります。
GEEについての記事書いてます
