オープンでないオープンデータに注意
インターナショナルオープンデータデイに向けて「オープンデータ&公開データのまとめ」のリンクを整理していたら、自治体がオープンデータとして公開しているデータの中に、商業利用不可であったり改変・2次利用禁止のデータが含まれているのを知ったので別途まとめてみました。
(あくまで自分が見つけた範囲内で、全て掲載できているわけではありません)
これらのデータをハッカソンで使う分には問題ないはずですが、ハッカソン後、ビジネス目的で利用したりすると問題になる可能性があるので確認しましょう。
ちなみに、上記で表示しているオープンデータの広報用ロゴマークも使用制限がいまいち不明瞭だったり、改変時には連絡が必要です。ぶっちゃけ、民間企業の公式アカウントが自らコラ素材を配布しているご時世に狭量なことよのう……と思ったりします。ゆるキャラ狙いのデザインなんでしょうけど、ゆるキャラは弄られて遊ばれてなんぼのモノですよ!
その他、「オープンデータ」として公開されているものライセンスに関する記載がないデータや、ほぼ大丈夫なはずですが「原則CC-BY」などの記載がなくデータごとにライセンスの確認が促されているオープンデータポータルに関しても掲載しました。
本来ならばオープンデータとして提供されているならば自由に使えるはずなのですが、そもそも日本における「オープンデータ」という言葉の定義が揺らいでいたり、オープンと言いつつ使用制限や条件があるデータが結構あるので、結局のところどこまでオープンという言葉を信用していいのか分からず、問い合わせが必要だったりしてメンドクサイですね。
アクセスに条件を付けるような使用規約などという言葉は使うべきではない。使用規約は、本来オープンなはずのファイルへのアクセスを規制するズルイやり方だ。素晴らしい公共リソースになりたいのなら、そんな態度は避けるべきだ。