Kindle Unlimitedは、プログラミング学習者の強い味方!
Kindle Unlimited Book Works という、なんだか必殺技みたいなサービスがとうとう開始されたそうなので早速登録してみました。今なら、一ヶ月無料らしいです。
で、実際いろいろと検索してみましたが、
読める技術書・参考書が多い!
Kindle Unlimited:読み放題 ジャンル : コンピュータ・IT
少なくとも、今までの読み放題サービスとは雲泥の差です。
現時点でこれだけのラインナップが揃っているのであれば十分実用的なのではないかと。
(MDNを読んでいるだけで、十分元が取れる)
職業プログラマーであれば、技術書・参考書を購入するための書籍代は必要経費みたいなものですが、趣味でプログラミングを学んでいる人や学生さんなんかには、結構な出費なんですよね。
2、3冊購入するとすぐ1万円とか超えてしまう。
それでも「プログラミングで自分が作りたいものを作れるようになる」ためには、参考書片手に独学する時間がどうしても必要になるのですが、参考書も人によって合うあわないがあるので、「とにかく買って試す」負担があまりにも高すぎて挫折してしまう人も多かったのではないかと思います。
よほど大きな図書館でもないと、技術書はあまり置いてないので地域によっては借りるのも難しく、「参考書が気軽に読める」という環境の有る無しが、実はプログラミングを学ぶ上で非常に重要なファクターになっているので、その辺を埋めてくれるツールとしてKindle Unlimitedに期待しています。
KU読んでみた本
和書
売り上げランキング: 82
売り上げランキング: 188
JavaScriptのはまりどころ「クロージャ」や「プロトタイプチェーン」などや、Thisの振る舞い、strict mode の詳細など、曖昧なまま「多分こういうことなんじゃないかな?」と扱いがちなことについて詳しく説明されているのでオススメです。
その他、以前紹介した「ジグソークーソー」のKDP版や、「さまざまな言語で数値計算」、「バイオパンク ―DIY科学者たちのDNAハック!」、「QGIS自習室」などが、Unlimited対応になっているので、この機会にぜひ手にとってみてください。
あと「レトロハッカーズ」シリーズもオススメです。
洋書
よほど英語に堪能な人でもないと、電子書籍であっても洋書を購入するというのはハードルの高いものですが、Kindle Unlimitedでなら気兼ねなく読めるのでオススメです。
ぶっちゃけサンプルコードが読めればなんとかなるものも多いので、「興味あるけど洋書はなぁ」とためらっていたなら、この機会に試してみるといいんじゃないでしょうか。
Processingを使って物理演算や自立エージェント、遺伝的プログラミングなどリアルな事象をコンピュターグラフィックでシミュレーションしてみようという参考書です。使用言語はProcessingですが、D3.jsなどJavaScriptのライブラリにも応用できる技術なので、プログラミングを使用したクリエイティブな表現に興味がある方におすすめです。
[日本語版]
残念ながら日本語版は、電子書籍化されていません。
実は購入済みだったりするのですが、かなり厚い上に読み返すことが多い本なので、電子書籍化を切に願っております。なんなら買い直してもいい。
まるごと一冊フラクタル本。
とにかくいろんなパターンのフラクタルの描きかたをこれでもかっ! ってくらい掲載しているなかなかにニッチな参考書です。
なぜか使用言語がC++で、SVGファイルを出力するという方法でフラクタルを描画するという「なにも、わざわざそんな」と言いたくなりますが、まぁ、計算の方法さえわかればD3.jsなどでも応用できると思うので、個人的には満足しています。
JavaScriptのArrayオブジェクト、Stringオブジェクトのリファレンスマニュアルです。
ぶっちゃけ、MDNをみるのが一番良いわけですが(本書自体MDNのコピペじゃねぇかな?と思ったりしますが)、なんとなく空き時間にパラパラめくって眺めていると知らなかった機能をみつけるきっかけになったりします。
追記:Unlimited対象ではなくなってしまった本
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最近、チーム開発のスキルを身につける必要性をひしひしと感じているので、読んでいます。
もう、行き当たりばったりの開発は嫌なんだ……