家計を主に支える者の年収マップ

年収300万未満都市マップ、作ってみた。

むかし、「未満都市」というドラマがありましたね。まぁ、関係ないですけど。

ネットをさまよっていたら下記のような記事をみつけました。

年収300万円世帯と1000万円世帯では、子どもの学力がはるかに違う~広がる「教育格差」。施設支援から厳しい現実が見えた

件の記事の是非はともかく、以前、整形した「平成25年住宅・土地統計調査」データの中に「世帯の年間収入階級(5区分)」というデータがあったので、地図上にマッピングしてみました。だた、すべての市区町村のデータがあるわけではないので一部の分布のみとなります。

世帯の年間収入マップ

「300万円未満、300万円〜500万円、500万円〜700万円、700万円〜1000万円、1000万円以上」という区分からひとつを選択し、その地域の世帯に対する割合をスライドで選択すると該当する地域が赤く塗られます。

mimanCity

灰色になっているところはデータがない地域です。
マウスオーバーすると詳細データがツールチップで表示されます。
スマートフォン、タブレットではたぶん動きません。
(leafletのカスタムコントロール上で、input要素がちゃんと動かせるようにする方法をご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授ください)

fix:20151128: ツールチップで「700万円〜1000万円」世帯のデータが表示されていなかったのを修正。
fix:20160204:政令指定都市で区名しか表示されていなかったのを修正

サンプル

・年収300万未満世帯が50%を超える地域
年収300万未満世帯が50%以上の地域

・年収300万未満世帯が40%を超える地域
年収300万未満世帯が40%以上の地域

・年収300万未満世帯が30%を超える地域
年収300万未満世帯が30%以上の地域

データセット

Githubに上げてあるのでご自由にお使いください。

shimizu/H25_yearly_income

追記

いろんなメディアに取り上げていただきました。ありがとうございます。

年収は「住むところ」で決まる ─ 雇用とイノベーションの都市経済学
プレジデント社 (2014-04-23)
売り上げランキング: 1,355