日本語に対応し、住所だけでなくランドマーク名にも対応した、お手頃価格のジオコーディングサービス「OpenCage Geocoding API」

概要

地図コンテンツを作成していると、いつも悩むのがジオコーディングです。

住所から緯度経度を取得したいケース(あるいはその逆)は多々あるのですが、なかなかお手頃価格で利用できるジオコーディングサービスはみつかりません。

また、ジオコーディングは地図サービスの中に含まれていることが多く、ジオコーディング単体で利用できない場合もあります。(Google のGeocodig APIも確かそう)

海外に目を向ければ、ジオコーディング単体を提供しているサービスもあるにはありますが、日本語での検索に対応していなかったりと国内で使うには難点が多く、今まではなかなか理想的なジオコーディングサービスが見つかりませんでした。

そんななか最近知ったのが「OpenCage Geocodeig API」です。

嬉しいことに、日本語での住所検索に対応しています。

更に、ランドマーク名での検索にも対応!

すばらしいですね。

基本的にはAPIにリクエストを投げれば検索結果がJSONで返ってくるシンプルなサービスですが、フォーマット形式を指定すると、返信をGeoJSONで受け取ることができます。これが地味に便利。

また、料金もお手頃価格です。

ます、一日2,500件までの検索は無料です。

もっとも価格の安いプラン(x-small)では、一日10,000件までの検索が可能で€45/月。だいたい約5,000円/月ぐらいになります。

個人利用としては、無料枠とx-smallプランの間にもう一つ中間のプランが欲しくなりますが、IncrementPのジオコーディングサービスが、月10,000件のリクエストで4,8000円相当なので、比較したらかなりお手頃価格と言えます。

日本語に対応したジオコーディングサービスは貴重なので、ぜひ皆さん利用してみてください。

そして、ビジネスで使う際はぜひ課金しましょう!