Hello worldまでたどりつけない人のためのプログラム独学入門
プログラミング入門の記事では、「Hello World!」を出力するところから始まることが多いのですが、まったくの初心者だと、そこにたどり着く前に越えないといけない壁や注意しないとならない事が、沢山あるので記事にしてみました。
インストールが簡単な言語を選ぼう
「今まで、まったくプログラミングをしたことがない」という人がプログラミングを”独学”するのであれば、まずは、とにかくインストールが簡単なプログラム言語を選びましょう。
インストール以外に、あれやこれやと設定しなくてはならないことが多かったりすると、そこでハマってHello Worldまでたどり着けなかったりすることが多々あります。
まずは、コピペから
開発環境を整えたら、いきなりコード書き始めるのではなく、サンプルコードをコピペして実行しまししょう。(参考書によっては、公式サイトでサンプルコードをダウンロードできます)
サンプルコードが実行できずエラーが出る場合は、設定を間違っているかバージョンが違っていたりする可能性があります。
ネットの記事や参考書には間違いもある
ネットの記事は当然として、参考書などにも残念ながら”誤記”というものがあります。とかく初めのうちは「参考書に間違いがあるはずない!」と思ってハマりやすいので以下の点に気を付けてください。
・なるべく新しい参考書を購入する。
・買ったら必ず公式サイトに正誤表が出てないか確認する。
バージョンを揃えよう
参考書等で学ぶ際は、言語のバージョンだけでなく、ライブラリや開発環境などのバージョンも参考書内で使用しているバージョンに合わせましょう。
バージョンが違うと、動かなかったり、記載されている通りの結果がでなかったりすることがあります。
エラーメッセージを検索しよう
とにかくエラーメッセージが表示されたら、そのメッセージをコピペしてググりましょう。
ただしエラーメッセージには自分が付けた名前(変数名や関数名など)が含まれている場合があります。
これらの”自分が付けた名前”を含んだまま検索すると正解にたどり着くのが遠のくので、それらを外して検索してください。
総括
個人的には、今まで一切「プログラミングを行ったことが無い」という人が”独学”でプログラミングを勉強しようというのであれば、jsdo.itのようなコードが共有できて、ブラウザ上で編集してそのまま実行できる開発環境がおすすめです。
とりあえずブラウザさえあればプログラミングを始められますし、”間違いなく動いてるサンプルコード”を多数手に入れることができるのは、初心者にとってとても助けになります。
とにかく初めの頃は、「一字一句間違いなく入力できるか」だけでいっぱいいっぱいになりがちです。そこに「SDKへのPATHが通ってません」のようなエラーが英語で表示されたりすると、それだけで挫折しかねません。
特定の言語をマスターしようとするより、まずは、初期設定や環境構築が簡単な言語から初めて、「プログラミングの独学の仕方」を学ぶのが良いかと思います。
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