ストーリーが伝わるチャートを作りたいなら「Google流 資料作成術」を読もう!
ここ最近買った本の中では、ダントツで参考になった。
Google流 資料作成術
posted with amazlet at 17.02.28
コール・ヌッスバウマー・ナフリック
日本実業出版社
売り上げランキング: 4,592
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伝わる資料を作成する最大の秘訣は
「データをただ見せるだけ」で終わるのではなく
「データを使ってストーリーを語ること」
データビジュアライゼーションの基本は「チャート」です。
誤った情報を伝えてしまう「悪いチャート」は論外ですが、ただ数値を図表に変換しただけの「良くないチャート」もあります。
本書は、そういった良くないチャートを、データから導きだされたストーリーが伝わる「良いチャート」に変えるためのテクニックを体系化し、どういった点を注意すれば正しいストーリーテリングが行えるのかを解説した内容になっています。
始めに「良くないチャートの例」が提示され、段階的に改善して行くという流れで解説が進むので、読みやすく理解しやすい内容になっています。
sample
日本のチャートで良く見かけがちな2軸の(左右にスケール違うY軸が2種類あるような)チャートを改善する方法や、チャートの中にブランドカラー(コーポレートカラー)を使う場合の注意点など、実践的な内容も含まれています。
データビジュアライゼーションに限らず、プレゼンテーションの中でチャートを利用することの多い人にもお勧めの参考書です。