福岡市のオープンデータを使用して交通危険個所マップを作成しました。

Civic Tech Advent Calendar 2013 11日目 参加記事です。

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最近のオープンデータ促進の流れを受けて、いくつかの自治体でデータの公開がおこなわれています。
その中の一つ、福岡市のオープンデータ(サンプル)にて公開されている交通危険個所データをGoogle Map上にヒートマップとして表示してみました。

fukuokaTrafic2

example
SVGを使用しているので、IE9以上Chrome推奨です。

データの入手元は以下です。
福岡市サンプルデータサイト I02交通危険箇所、D01小学校

以前、福岡市のサンプルデータを使用して「防犯危険箇所ヒートマップ&ボロノイ図」を作成したことがあるのですが、今回はもう少し実用的なものができないか試してみました。

使用用途としては、小学校までの通学路上の交通危険個所のチェックを想定してます。

Google Map上に、交通危険個所のヒートマップと現在の交通状況を表示しルート検索(徒歩)を行えるように、また、ヒートマップのポイントをクリックした際にその場所のストリートビューを表示することで、危険個所の景色を確認できるようにしてみました。
(一部、ストリートビューが対応していない場所があります)

Google Maps APIのヒートマップレイヤはクリックイベントが取得できないようなので、イベント取得のためだけにD3を使って地図上に透明なcircleを重ねてます。

通学路データなどがあれば地図上に重ねてみることで通学の際の注意しなくてはならない場所などを確認しやすくなるのではないかと思って探してみたのですが、残念ながら公開されてはいないようなので代わりにGoogle Mapのルート検索を付けました。

その他に国土数値情報から取得した小学校区ポリゴンをFusion Tablesを使ってオーバーレイしてみたりもしたのですが、地図が見づらくなっただけだったのでやめました。ソースコードにその痕跡が残っているので、興味ある方はご覧になってください。

こういった危険個所データはとても実用的なので、各自治体で本格的に提供されるようになると嬉しいですね。一緒に、道路照明灯の位置データとか公開してくれるといろいろ分析ができて面白いかもしれません。

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