2015年までに発売されたD3.js参考書をまとめてみた。
年末年始、とくにやることもなくて暇でしたら、D3で遊んでみては如何でしょうか。
D3.jsも最近はだいぶ普及が進み、参考書の数も増えてきました。
そこで2015までに発売されたD3.js参考書を改めてまとめてみました。
ちなみにKindleで購入できる書籍はKindleストアへのリンクを優先しています。
それから、翻訳されたものがある場合はそちらを優先して掲載。
日本語書籍
オライリージャパン
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D3.js定番の入門書。とりあえずD3を始めたいときはこれ。
デザイナーにお勧め「インタラクティブ・データビジュアライゼーション」感想
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とにかくサンプル多数。クックブック的にも逆引きリファレンス的にも使える。
「データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門」感想
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とちらかというと可視化について書かれた本。D3入門者には難しいかも。
「エンジニアのための データ可視化[実践]入門 ~D3.jsによるWebの可視化」感想
洋書
D3.jsの入門書。ソースコードを細かく修正し、都度出力結果を確認しながら進めていくという方式なので非常にわかりやすい。
ぶっちゃけ英語が読めなくてもサンプルソースを読んでいくだけで十分勉強になります。
実は作者さんがweb上に公開されているので無料で読める。
Manning Pubns Co
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おなじみ「in Action」シリーズ。入門レベルから一歩超えてD3の魔境に飛び込みたいならこれ。
SVGで表示するには要素数が多すぎるようなデータをCanvasを用いて表示する手法など、他の書籍にはなかなか解説がないのでそこらへん知りたい人にお勧め。
Kindleではまだ発売していないらしいので、電子書籍が欲しい方はこちらを。
こちらもおなじみ「Mastering」シリーズ。 In Acrtionとかぶるところもあるけれど、こちらの方が実際のアプリケーションを作成する際に参考になりそうな内容が多いかも。
個人的には、第11章の「Creating Advanced Maps」が面白かった。
CookBookといいつつ、D3の基本についてかなり突っ込んで紹介している。特にScale(正規化)やAxes(軸)について他の参考書より詳細な解説が載っているので、そこらへんを詳しく知りたい人にお勧め。
上記書籍より、こちらの方がCookBookっぽいかもしれません。D3の基本的な表現(レイアウト)は抑えつつ、Forceレイアウトを活用したメディアアートっぽいサンプルなども載っているので、グラフィカルな表現に興味のある方はこちらがお勧め。
D3のカスタムモジュールを作成して、再利用可能なチャートを作成しようというテーマの本。
読み込むデータを管理する、データマネージャーの設計の仕方とかも載っていて、データビジュアライゼーションをがっつり作りこみたい人にお勧め。
内容的には高度なので、D3あまり触ったことがないという人にはあまり参考にならないかも。
D3.jsで再利用可能なコードの書き方を教えてくれる参考書
「D3.jsを使って地図を表示する」ということに特化した内容。
地図表示のための基本的な手法について掲載されている。逆にいうとあまり深く突っ込んだ内容ではない。
ソーシャルサービスのデータをD3.jsやRaphaëlを使って可視化しようというテーマの本。基本的には、OAuthプロトコルの説明とかソーシャルサービスのデータをどうやって取得するかなどの話が中心だけれども、ちょっと情報が古くなってしまっている(2013年刊行の書籍なので)
まだ購入していない本
発売前だったりして、まだ読んでいない本。なので評価できません。
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未読。どちらかというR言語の方がメインっぽい。
オライリージャパン
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未読。EBookが発売されたので購入する予定。
多分、クックブック的な内容ではないかと予想。
「D3.jsを使ってリアルタイムデータを可視化するダッシュボードを作る」というタイトルそのまんまの内容らしい。
未読。多分これもタイトルのまんまの内容だと思う。
未読。