可視化? 視覚化?
いつも、どっちの単語を使うかで迷います。
可視化 or 視覚化
データビジュアライゼーションとひとくちに言っても、データを分析するために用いる厳密な意味でのチャート(グラフ)から、動的なインフォグラフィックのようなものや、データを用いて作成されるメディアアート的なコンテンツまでといろいろあります。
「デザイニング・データビジュアライゼーション」のいうところの「探索的データビジュアライゼーション」と「説明的データビジュアライゼーション」の違いではあるのですが、両者は目的も違えば用途も違い、求められるものもまた変わってきます。
この辺りがごっちゃになるといろいろととても分かりずらくなるし、せっかく単語が2種類あるので今後このブログでは、以下のように自分勝手に定義して使っていくことにしました。
可視化:探索的データビジュアライゼーション
視覚化:説明的データビジュアライゼーション
ちなみにD3.jsは上記定義からすると視覚化に向いているライブラリです。
可視化・視覚化ライブラリ
これまた、自分勝手にいくつかのライブラリを分類してみると以下となります。
-
可視化に向いているライブラリ
- Chart.js
- Highcharts
- その他、D3をコアにしたラッパーライブラリ
-
視覚化に向いているライブラリ
- D3.js
- processing.js
- paper.js
D3はどちかっていうとprocessingなどのグラフィックライブラリに近い立ち位置にある感じですね。