D3.jsの参考書、20冊。
以前から幾つか紹介してきたD3.jsの参考書ですが、前回からだいぶ出版数が増えたので改めて紹介記事をかいてみました。
なにより、「in Action」シリーズ「Mastering」シリーズにD3.jsが加わったのが一番のトピックですかね。
そろそろ、数が増えすぎて追いつけなくなってきました。
過去紹介したD3.js参考書
紹介記事
- インタラクティブ・データビジュアライゼーション
- データビジュアライゼーションのためのD3.js徹底入門
- エンジニアのための データ可視化[実践]入門 ~D3.jsによるWebの可視化
- D3.js本の出版が止まらない(最近出版されたD3参考書)
追加
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D3.jsの奥深くまで辿ったD3マニアのためのマニア本。サテライトプロジェクションの解説とか、おそらく他の参考書には載っていません。
ほぼ全域をカバーしていますが、「業務でダッシュボードを作る必要があって……」とか、ベーシックなチャートの作り方などを知りたい方には過負荷かも。
コンテンツとしてデータビジュアライゼーションを作製する必要があり、オリジナリティが求められるためD3を使いたいという人や、「D3好きすぎるのでなんでも知りたい」という人向けですね。
あとは、D3の地図描画機能の詳細な解説やcanvas上へのチャート描画の方法など、他にはあまり掲載されていない手法について解説されているので、そこらへん知りたい方にオススメ。
「D3 in Action」と比較した場合、D3に関する包括的な参考書という面では同じですが、より実務的。
主に、D3で作製したチャートを再利用するためのパッケージ化やダッシュボードなどを作成するためのプラクティスなどが掲載されています。
ちなみにパッケージ化については、クロージャを使ったモジュールパターンなのでより詳しい内容を知りたい方は、「再利用可能なチャートを目指して」や「Developing a D3.js Edge」がオススメです。
上記2冊が、いまのところD3.jsについてもっとも詳しい参考書となります。
D3の機能のなかでもMapping(地図描画)に特化した参考書。入門書的な内容なので、基本的なことをしりたい方にはオススメかも。
地形描画についてより高度な内容を求めている方は「D3 in Action」の方がオススメです。
良くも悪くもタイトル通り、ベーシックなチャートのexampleと解説が書かれた本です。残念ながら際立った特徴があまりなく、積極的にオススメする理由があまりありません。
最終章で、D3とAngularJSを組みわせて使う方法が記載されていますが、「Data Visualization with D3 and AngularJS」という参考書が出版されたため、得点とならなくなってしまいました。
未読
まだ購入していない参考書や積ん読になっているもの。
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